湯シャン

湯シャンが危険か。効果、やり方など。40代男性の実体験です。

湯シャンですぐに白髪が黒くなるわけがない

湯シャンと白髪の因果関係

湯シャンを始めたら白髪が黒く!なんてブログがあったら恐らく下記のいずれかだと思ったほうがいいでしょう。

・宣伝のための誇大記事

・数年単位で継続した結果(しかも湯シャン以外の要因も含む)

白髪が黒くなるというのは体質改善にも通じるものがありますが、体質改善とはそんなにすぐに実現できるものではないというのはすぐにお分かりいただけるかと思います。万が一湯シャン始めただけで白髪が黒くなったというケースが本当にあったとしてもそれは決して湯シャンが直接的なきっかけなのではなく、他の条件がそろっている時にたまたま湯シャンを始め、それが最後のトリガーを引いた、というだけだと思われます。

湯シャンはある意味薄毛や育毛、アトピー対策にだってなる

逆説的ですが、湯シャンをするということは薄毛対策、育毛、はたまたアトピー対策にだってなります。だって体質改善をしているわけですから。いつの間にか日本国民は全員がシャンプーをするようになったように思えます。というかシャンプーをしないことが不潔。そういった認識が常識のようになってしまいました。

しかしシャンプーに限らずですが、洗うという行為を毎日のようにするようになったのはここ最近のことです。決して衛生環境がいいことが悪いことではありませんが、ちょっとばかし行き過ぎなのが現代社会といってもいいかもしれません。そしてその行き過ぎによって現代人のお肌(頭皮含む)がかなり荒れてしまっている。これが湯シャンを導入するにあたって考えなくてはいけないことです。

よく背中などの肌荒れは洗い流したシャンプーの泡が原因みたいなことが言われます。本当かどうかわかりませんが、そういったことが言われるくらいに市販のシャンプーは強力なのです。そんな強力な洗浄力を持ったシャンプーで毎日頭皮を洗っていたら、頭皮の生命力がどんどん弱まっていくと思いませんか?

これは食器を洗う時の洗剤にも言うことができます。あまりに洗浄力が強くて手が荒れてしまうというのはしばしば見かける光景ですよね。人によっては買ってきた洗剤を3倍とかに薄めて使っていたりもします。シャンプーにも同じことが言えるということでしょうね。

湯シャンを機に体質改善を試みる

湯シャンというのは一つのきっかけでしかありません。そしてすぐに効果が出るものでもないのです。本質的に行わなければいけないことというのは体質の改善であり、洗いすぎをやめることなんです。全ての油脂を皮膚から洗い流してしまうと、皮膚は水分を保てなくなります。そしてそれを継続しているとどんどんと生命力が落ちていきます。その状態から早く頭皮を救ってあげる。これが湯シャンのミッションなのかもしれません。