湯シャンで臭い人が取るべき対策
湯シャンすると臭くなる人の傾向
湯シャンを始めた時から何か臭くなった。そんな人は湯シャンがいけないんだ!がーとなってしまうかもしれませんが、少し冷静に考え直してみましょう。本当に湯シャンがいけないのか。どうしてシャンプーしないと臭いが取れないのか。取れない臭いを発生させている自分の頭髪、頭皮はどのような状況なのか。ここをよく考えてみましょう。
シャンプーするしないに限らず頭皮の状態をチェックしてみる
ポイントはやはり頭皮の状況でしょう。臭いというのは体内から出てくるものです。決して外部から与えられるものではありません。そうなると、普段の食生活習慣を振り返ることが有効でしょう。下記に当てはまる場合は原因となっているかもしれません。
・コンビニ食品大好き(お弁当、おにぎり、お菓子、唐揚げ、パンその他何でも)
・ファーストフード大好き(マックなど、牛丼系、その他)
・居酒屋飯大好き(脂っこいもの)
・スイーツ大好き
これらが好きというか頻繁に食べている場合、その食べ物の中に含まれている添加物、合成調味料など体内でうまく代謝、消化吸収できないものが頭皮に出てきている可能性があります。うまく便や尿から出ていってくれればいいですが、そうはうまくいきません。その典型がアトピー皮膚炎です。これは見方を変えると、皮膚が解毒器官であるということなのですが、解毒ということは毒を出しているということなので、当然異臭がするのです。それが頭皮でも起こっており、湯シャンだと臭いを消しきれないということです。
シャンプーという化学薬品で異臭を消していた
じゃぁやっぱりシャンプーって必要なのね、と思ったあなた。それは違います。というのもシャンプーは化学薬品です。化学薬品を使わないと消せない異臭を出す頭皮って何?と思いませんか?そんな異臭を出す頭皮を持っている自分自身に疑問を持ちましょう。
あまり枕詞のように「昔の人は・・・」とは言いたくないですし、昔の人も結構頭皮は臭かったという話も聞かないでもありませんが、シャンプーなんて登場したのここ何十年かです。そんなものなくてもよかったわけです。
頭皮の臭いが好きという人だっているでしょう。さらにペットの臭いが好きという人だっています。それは別に化学薬品であるシャンプーした後の臭いじゃないでしょう。
シャンプーは洗浄能力高いかもしれませんが、洗いすぎでもあります。肌の臭いを感じましょう。そうすれば自分が変なものを食べているかどうかということがわかります。
湯シャンで水圧は関係あるのか。美容師さんに聞いてみました
湯シャンとは何もしないということではなく、当然お湯でシャンプーするという名前のごとく、洗っているわけです。
となると、どうやったら一番きれいになるのか、ということを知りたくなりますよね。その際にきになるのが水圧です。
単純に考えると水圧が強い方がいいのかも?と思ってしまいますが、果たしてどうでしょうか?
水圧で強制的に汚れを落とすのはあまり意味無し
結論から言うと水圧はあまり意味がないというのが美容師さんの意見です。確かに強い水圧で湯シャンをすると洗った気にはなります。しかし、それは感覚だけです。頭皮に強い水圧をかけたからといって汚れが浮き出るかというとそうではないでしょう。
水圧が強いと頭皮を痛めてしまうのだそうです。頭皮って結構繊細ということですね。洗った気になるのではなく、いたわってあげることが大事なんですね。
大事なのは温度
それよりも大事なのが湯シャンする時のお湯の温度です。これが熱過ぎるとかえって頭皮を痛めてしまいます。水圧と一緒で熱いお湯で洗うとなんだか洗った気になりますが、実はそれは頭皮がダメージをくらっている状態の可能性があります。
美容師さんに聞くと36度~38度くらいが適温だといいます。美容師さんによっては34度くらいという人もいます。確かに美容院で髪を洗ってもらう時を思い出すと、熱いお湯の時ってあまりなく、少しぬるいくらいが多いですよね。
お風呂の湯船のお湯は40度~42度くらいが多いかと思いますので、それよりも少し低いくらいですね。顔を洗うときもそれくらいがいいなんて話も聞いたことがあります。
その他(マイクロバブル)
最近注目しているのはマイクロバブルです。マイクロバブルとは超微細な気泡のことでこれをシャワーヘッドから出すことができるものがあるのです。
マイクロバブルの何がいいかと言うと
毛穴の洗浄効果
泡が毛穴よりも小さいため、お湯で洗ったときには落とせない毛穴の汚れを落としてくれる期待が持てます。頭皮の脂による臭いが気になる人などにもおすすめですね。
毛根の活性化
毛穴の汚れを取ってくれるということは毛根の活性化が期待できます。これまで脂が詰まっていたことによって呼吸できなかった毛根が生き返るかもしれません。
頭皮がきれいに
毛穴からの正常な脂の分泌が促されます。適度な湿度が保たれるようになりますので、健康な頭皮の期待が持てます。
使用する水の節約に
湯シャンの一つの悩みが水道代です。どうしても長い時間水を流さないといけません。しかしマイクロバブルで洗浄力をアップさせればそれも節約できそうです。
それ以外にもマイナスイオンを発生させるといった情報もありますね。
最近は様々な製品が登場していますが、1リットルの水の中に何千万個、時には何億個のマイクロバブルを発生させるというシャワーヘッドがあるんです。
湯シャンをするのであれば一度は検討しておきたいですよね。
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湯シャンはハゲるかそれともハゲが治るか
湯シャンをするとハゲるという説とハゲが治るという説があります。どちらが本当なのでしょうか。
湯シャン自体に罪はない
当然かもしれない。でもこれは理解しておきたいことですが、湯シャン自体に罪は何もありません。つまり湯シャンをするかしないかでハゲるかハゲが治るかは決まらないということです。
ハゲが進行中もしくは遺伝性のハゲと自覚している人にとっては何かをすればハゲが治る・・・と聞くと藁をもすがるようにそれをやってみたくなるかもしれません。
しかし、それだとなかなかその手法に効果があるかはわからないのです。
湯シャンを続けている人が禿げていないというのは印象の可能性
たまによくある話で、髪がふさふさの人にどうしてか?と聞くと湯シャンをしている(というかシャンプーをしていない)という返答が返ってくることがあります。
これをもってして湯シャンをすると剥げない、剥げが治ると考えてしまうかもしれませんが、ちょっと早計です。
というのもその人が湯シャンをしなくても禿げていない可能性もあるからです。
その場合に確認して欲しいのは、どうして湯シャン(シャンプーしない)をするようになったのか、ということと、頭皮の状態です。
多くの湯シャン実践者に見られること
それは頭皮が非常に綺麗であることと、栄養状態がいいことです。
最近は清潔という考え方が少し行き過ぎている感があります。何が清潔なのか、ということを今一度考えてもいいかもしれません。
もちろん脂ぎった頭皮は清潔ではないでしょう。しかし、とにかくいつも脂を落とし続けるというのも考え物です。
人間に皮膚には常在菌といって常に存在している菌がいます。この菌を洗いすぎることで排除してしまうと肌が荒れます。つまり彼らは菌という名前ではありますが、別に悪さをしているわけではなく、肌の健康を保つために非常に重要な役割を果たしているということなのです。
これは頭皮についても一緒です。頭皮の脂というのは頭皮を守るために必要だから発生していると考えてもいいでしょう。
でも臭いですよね。はい。非常に臭いですよね。
では、そのくさい臭いが発生している原因を考えて見ましょう。というのもその脂は全てあなたの体内から発生しているからです。
ここで少し前に書いた栄養状態というのが関係してきます。人間はいくつかの解毒の仕組みを持っています。
わかりやすいのは変なものを食べたら吐くというものです。しかしそれ以外にあまり意識をしていなくても解毒といのは行われています。アルコールなども解毒されていますすが、大きなものとしては髪の毛と皮膚というものがあります。
そうです。皮膚が臭いというのは体内に毒がたくさん溜まっているということなのです。それらを解毒しているからこそ臭い脂が出てくるのです。
栄養状態がいい人というのはそういった毒が体内に少ないために、頭皮にもあまり出てこないのです。
湯シャンにして臭いと逆効果になる人の特徴
湯シャンにすると臭いがなくなるとか、フケがなくなるとかべたつきがなくなるとかってあまりに安易かもしれません。
要は湯シャンにしたからといって何かが解決するかというとそうでもないということです。湯シャンにあった生活をしていればそれでいいのですが、なかなかそうもいかない現代社会です。
それをわからずに闇雲に湯シャンがいいと思って実践してしまうと、臭い・・・という悲劇が起こってしまうのです。
湯シャンしてはいけないケース
整髪料をつけた時
まずは整髪料をつけたときは湯シャンしてはいけません。落ちないから。整髪料は化学物質ですから、それを落とすためには化学物質を使いましょう。毒には毒を的な発想です。
整髪料をつけた日も無理矢理湯シャンしてしまうと、単純に髪がごわつきますし、そのまま放置しておくとかゆくなったりと最悪です。もちろん臭いも発生しますから・・・
脂ぎってしょうがない時
次に脂ぎってしょうがない時。こういう時に無理に湯シャンだけで解決しようとするとこれまた臭うことになります。
脂ぎってしまう原因はいろいろあると思いますが、多くは食生活によるものでしょう。脂っこいものばかりを食べているとかファーストフードばかりを食べているとかお酒の飲みすぎとかそういったことです。
こういったことをしていると頭皮だけ限らずいろいろなところに不具合が出てきます。たまたま気づいたのが頭皮だったというだけです。恐らく肌も荒れているでしょう。
そういったことを改善せずにいきなり頭皮だけ湯シャンにしてしまうとどうにもなりません。
著しく汚れてしまった時
最後は著しく汚れてしまった時。例えば激しく運動した後とか、泥んこ遊びをした時とか、プールに行ったときなどです。いずれも髪はすごく汚れています。プールなんて消毒液の塊ですから、そこに長時間髪をさらしていたのであれば、もう髪さんはかなり痛んでいるでしょう。
こういう時に無理矢理湯シャンですまそうとすると、それは大変なことになります。シャンプーは基本的には汚れを落とすためのものです。ですので、汚れた時は素直に使うのがいいでしょう。
気をつけたいこと
シャンプーは汚れを落とすためのものですが、気をつけたいのはその洗浄力の強さです。髪に限らず現代人は洗うということに固執しがちです。しかしその多くのケースで洗いすぎになっていることに気づいていません。
頭皮、髪についても例外ではなく、シャンプーで洗い続けると逆に髪が痛むことがあります。そしてその際にさらに別のシャンプーで洗ってしまうので、さらに悪化するのです。
毎日運動したり汚れたりしないのであれば、毎日シャンプーせずに湯シャンを試してみてください。
脂ぎってしまったりする場合は食生活を見直してください。
整髪料つけた日は必ずシャンプーで洗い流してください。
湯シャンをすれば髪が健康になるのではなく、健康な髪になるためにいつ湯シャンをすればいいかを学ぶべきなのです。
湯シャンですぐに白髪が黒くなるわけがない
湯シャンと白髪の因果関係
湯シャンを始めたら白髪が黒く!なんてブログがあったら恐らく下記のいずれかだと思ったほうがいいでしょう。
・宣伝のための誇大記事
・数年単位で継続した結果(しかも湯シャン以外の要因も含む)
白髪が黒くなるというのは体質改善にも通じるものがありますが、体質改善とはそんなにすぐに実現できるものではないというのはすぐにお分かりいただけるかと思います。万が一湯シャン始めただけで白髪が黒くなったというケースが本当にあったとしてもそれは決して湯シャンが直接的なきっかけなのではなく、他の条件がそろっている時にたまたま湯シャンを始め、それが最後のトリガーを引いた、というだけだと思われます。
湯シャンはある意味薄毛や育毛、アトピー対策にだってなる
逆説的ですが、湯シャンをするということは薄毛対策、育毛、はたまたアトピー対策にだってなります。だって体質改善をしているわけですから。いつの間にか日本国民は全員がシャンプーをするようになったように思えます。というかシャンプーをしないことが不潔。そういった認識が常識のようになってしまいました。
しかしシャンプーに限らずですが、洗うという行為を毎日のようにするようになったのはここ最近のことです。決して衛生環境がいいことが悪いことではありませんが、ちょっとばかし行き過ぎなのが現代社会といってもいいかもしれません。そしてその行き過ぎによって現代人のお肌(頭皮含む)がかなり荒れてしまっている。これが湯シャンを導入するにあたって考えなくてはいけないことです。
よく背中などの肌荒れは洗い流したシャンプーの泡が原因みたいなことが言われます。本当かどうかわかりませんが、そういったことが言われるくらいに市販のシャンプーは強力なのです。そんな強力な洗浄力を持ったシャンプーで毎日頭皮を洗っていたら、頭皮の生命力がどんどん弱まっていくと思いませんか?
これは食器を洗う時の洗剤にも言うことができます。あまりに洗浄力が強くて手が荒れてしまうというのはしばしば見かける光景ですよね。人によっては買ってきた洗剤を3倍とかに薄めて使っていたりもします。シャンプーにも同じことが言えるということでしょうね。
湯シャンを機に体質改善を試みる
湯シャンというのは一つのきっかけでしかありません。そしてすぐに効果が出るものでもないのです。本質的に行わなければいけないことというのは体質の改善であり、洗いすぎをやめることなんです。全ての油脂を皮膚から洗い流してしまうと、皮膚は水分を保てなくなります。そしてそれを継続しているとどんどんと生命力が落ちていきます。その状態から早く頭皮を救ってあげる。これが湯シャンのミッションなのかもしれません。
湯シャンは毎日しないのもコツ
湯シャンにベストな頻度は?
湯シャンはお湯だけで頭、髪を洗うわけですから、毎日洗わないと不潔になると思ってしまうかもしれません。しかし実はそこまであまりきばらなくてもいいのです。肌断食もそうですがゆるゆるでいいのですよ。人によっても異なってきますが湯シャンをするのが3日に1回とか2日に1回とかでもOKです。
湯シャンをすること自体を目的にしない
湯シャンを始めた目的にもよりますが、シャンプーを使いたくない、という目的だったりするとどうしても湯シャンじゃないといや、と言う人もいるでしょう。でもそこは生活のリズムだったり時間や効率との兼ね合いを考えながらゆるくやっていけばいいですし、そもそも整髪料をつけたら湯シャンしてはだめです。だって整髪料落ちないから。
自分オリジナルの湯シャンのタイミングを作る
湯シャン最大のメリットはシャンプーによる洗いすぎだったり刺激から頭皮を守ることです。つまり頭皮が守られていればいいわけで、湯シャンじゃなくてもいいわけです。自分なりのサイクルのようなものを作ってあげればいいというわけです。例えば週末外出しない時、つまり整髪料をつけなくてもいいタイミングってありますよね。そういう時は湯シャンをするタイミングでもあります。もしくは長期休暇の時に南野の島に遊びに行ったタイミング。この時も湯シャンで十分でしょう。
湯シャンを始めればシャンプーの選び方も変わってくる
ずーっとシャンプーしているのにたまに湯シャンしただけああまり効果ないでしょ、と思う人はもう一度湯シャンの目的を思い出してください。頭皮を守ることでしたよね。ということは普段のシャンプーの仕方も変わってくるはずです。とにかく洗浄力の強いものや臭いだけで選ぶことがなくなるはずです。
有名人がCMで宣伝していた、ドラッグストアで安売りをしていた、そういった理由でシャンプーを選ぶことが無くなって来ますよね。つまり湯シャンを始めることで頭皮にとって何が一番いいのか、ということを考えるきっかけとなるのです。
普段から頭皮をいたわってあげていれば湯シャンもスムーズに始めることができるでしょう。元々人間の肌は細胞分裂を繰り返すことで入れ替わっているのです。その入れ替わりのサイクルを邪魔しないようにしてあげることが一番大事かもしれませんね。
湯シャンを実践する有名人、芸能人 福山雅治、タモリ
湯シャンを実践している有名人、芸能人といえば福山雅治、タモリ、この2名でしょう。
福山雅治は湯シャンだけじゃなかった
まず福山雅治ですが、実はいくつか特徴的な健康法や生活習慣を持っていて、その一つが湯シャンです。湯シャン以外だと似ていますが、体をあまりごしごしと洗わない、石鹸を使わないといったものがあります。あまりごしごしと洗いすぎてしまうと皮脂が取れすぎてしまい返って皮脂の分泌が過剰になってしまったりすることを防ぐために行っているそうです。
とはいって臭いが発生してしまいがちなところ、例えば耳の後ろとか足とかそれこそ肛門なんかを洗う時は石鹸を使っているそうです。ただそういう時であっても別にごしごし洗うのではなく、あくまで手のひらを使って優しくこすってあげる程度ということです。
有名な福山雅治のノーパン生活
福山雅治は以前深夜のラジオ番組オールナイトニッポンのパーソナリティーをやっていました。木曜の2部から始まり1部、そして確かつい最近まで形式をかえてやっていたような気がします。そこで語られていたのは下ネタの連続w
それはさておき、オールナイトニッポンのパーソナリティー時代から言っていたのがノーパンであること。別にナンパをしていたこととは関係ないはずです。理由についてはあまり覚えていませんが、福山雅治がノーパンだ、ということはかなり印象に残っています。
タモリも湯シャン派
笑っていいとものパーソナリティーを長年勤めたタモリさんも湯シャン派です。そういえばタモリさんもオールナイトニッポンのパーソナリティーやってましたね。かなり前ですが。それも福山雅治と同じ木曜日でした。何か繋がりがあるのかもw
そんなタモリさんですが、福山雅治と一緒でお風呂の入り方に特徴があります。まず湯船にしっかりと浸かります。10分以上浸かるそうです。そうすると体を洗うのにも石鹸がいらなくなるといっています。そしてその延長というか一環で頭もシャンプーを使わずに湯シャンをしているということですね。
湯船にしっかりと浸かると皮膚も柔らかくなりますので、汚れも落ちやすくなるということも言えるかと思います。もちろん血行も良くなるので、肌のターンオーバーも促進されるでしょうね。あとは食事を気をつければ完璧かもしれません。
その他湯シャン実践中の有名人、芸能人
タモリさん、福山雅治さん以外にも湯シャンを実践している有名人、芸能人はいるようです。
・梨花さん
・黒木瞳さん
・藤原美智子さん
・石田ゆり子さん
・井上裕介さん(ノンスタイル)
こういった人達は見た目も非常に重要ですよね。そういった人達が湯シャンを実践しているということからも湯シャンの威力がわかってきますね。